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【現役ライター推薦】取材時おすすめボイスレコーダー10選!コスパ良く長く使えるものを選びました

「ライターの仕事で使うボイスレコーダーが欲しい」

「これからライターを始めたいけど、取材で使うおすすめボイスレコーダーが欲しい」

ライターには欠かせない対人取材。ノートを片手に取材するのもいいですが、聞き逃した部分をカバーするためにボイスレコーダーは必須です。屋内などの取材で声をくっきり録音できると、premiereproなどをはじめとした「自動音声文字おこしツール」で文字おこしも可能です。

この記事では、現役ライターの私がおすすめする取材時おすすめボイスレコーダーをご紹介します。コスパが良く、長く使えるものだけを選んだので、ぜひ参考にしてください。

<この記事の筆者の略歴>

  • ライター歴10年以上
  • 100人以上の取材経験あり
  • あらゆるボイスレコーダーを試した

 

ボイスレコーダーは「小型」を使うべき!

ライター取材時に、ボイスレコーダーを使うシーンを考えてみてください。

屋内で膝をつきあわせての対面取材でしたら、自分の横やテーブルにボイスレコーダーを置けば安心です。しかし、お店や工場内の案内をしてもらう取材、移動しながら取材をするシーンもあるはずです。

そんな時、重たいボイスレコーダーや大きいボイスレコーダーを使っていると小回りが利かず、取材がスムーズに進まない可能性もでてきます。

なので、ライターが持っておくべきボイスレコーダーは、小型で胸ポケットなどに入れて使えるタイプがおすすめです。

ライターが使いやすい「小型ボイスレコーダー」とは

ライターが持っておきたい小型ボイスレコーダーの特徴は以下の通り。

  1. 胸ポケット・バッグなどに固定装着しやすい
  2. 長時間使用できる
  3. USBケーブルから給電できる
  4. 日本語対応している(直感的に操作できる)
  5. 壊れにくい

対面取材ばかりではないのがライターです。時には移動しながら、取材することもしばしば。そんな時は胸ポケットなどに固定装着できるものを。

取材対象者によっては、予定時間より話過ぎたり、逆にこちらが話し込んだりしてしまうケースもあります。なので、ボイスレコーダーは長時間使用できるものを。

また、1日を通して連続して取材がある際はUSBケーブルから給電できるものがおすすめ(電池だけで動くタイプはおすすめできません)。充電用バッテリーを併せ持っていると、「取材中に電源が落ちて録音できてなかった!」という最悪の事態をまぬがれます。

自動音声文字おこしツールを使いたい場合

ボイスレコーダーで録音した音声を、「自動音声文字おこしツール」に変換して楽に文字おこしをしたい!と考えるライターもいるはず。

しかし筆者の経験上、ボイスレコーダーで録音した「自動音声を文字おこしツール」で文字おこしをするのには、少しハードルが高いです。

<自動音声文字おこしツールが使える録音環境>

  • 1対1の対面取材で「声」のみが綺麗にとれる環境のみ

基本的に、下記で紹介するボイスレコーダーは「自動音声文字おこしツール」に適したものです。ですが、移動しながら取材する際、騒音がある場合の取材、複数人いる場合の取材など、「声だけ」をくっきり録音できない取材は、「自動音声文字おこしツール」が上手く機能しません。

また、自分と取材対象者の話がかぶったり、滑舌が悪いと「自動音声文字おこしツール」がうまく機能せず、文字おこしがめちゃくちゃになります。10年以上ライターを続ける筆者からすると、「自動音声文字おこしツール」はまだまだ使えるツールではありません。

なので筆者が文字おこしは、従来のように「録音データを聞いてタイピングする」か、「録音データを聞きながら、マイクで音声を吹き込む『音声文字おこし』を使う」などの方法を採用しています。

「自動文字おこしツール」を手直しするより、録音データを自分で聞き、取材感を復習しながら文字おこしをしたほうが効率がいいと思っています。

現役ライターが推薦する、おすすめボイスレコーダー10選

ここからは、現役ライターの筆者が推薦するボイスレコーダーをご紹介していきます。

ここで自分に合うボイスレコーダーを見つけて、長く使える相棒と共にライター生活を送りましょう!

Panasonic ICレコーダー 4GB

おすすめ

現役ライター愛用の最強ボイスレコーダー

現役ライターの筆者が愛用している、ボイスレコーダーです。このボイスレコーダーの強みは、なんといってもこのフォルム。細長くて、ボールペンくらいの大きさです。

ちょうど胸ポケットに入る(後ろにフックがある)ので、スタイリッシュに持ち運びが可能です。

ゴツくて大きいボイスレコーダーは取材対象者を委縮させてしまったり、身構えてリラックスした状態で話せないかもしれません。

このボイスレコーダーは、まるで胸ポケットにペンを挟んでいるように見えるので、取材対象者を委縮させることなく、リラックスした状態で取材をすすめることができます。

充電可能電池を使うタイプで、給電はUSBケーブルから可能です。充電も長持ちで、1日中持ちます!(パソコンに直接つなげて録音データコピー可能)

商品名 Panasonic ICレコーダー 4GB スティック型 ブラック RR-XP007-K
価格 12,980円(税込)
機能 ノイズキャンセリング再生、シーン別収音機能、バッテリー持ち◎

パナソニック ICレコーダー (ブラック) RR-XS370-K

おすすめ

遠くの距離を録音したい時はこいつが便利!

このボイスレコーダーのすごいところは、下部分のケースをパカッっと外すと、USB(凸)が出てくるところ。録音したデータをUSBケーブルを使わず、PCに直接つなぐことが可能です。

講義のような距離が離れている録音にも適しており、セミナーや講演時の録音にもおすすめです。設定の目安が一目でわかる、「レベルメーター」がついているのもgoodなポイント。

筆者はサブボイスレコーダーとして3年ほど愛用しています。

商品名 パナソニック ICレコーダー (ブラック) RR-XS370-K
価格 14,700円(税込)
機能 センター強調クリアズーム録音、高音質録音、PCに直接つなげる

 

ソニー ICレコーダー 4GB ICD-UX570F B

おすすめ

タフでコスパ◎ボイスレコーダー

ソニーのICレコーダーは、長く使いたいと思える逸品です。最大22時間連続使用でき、3分の充電で約1時間録音できるという性能の良さが光ります。

こちらもPCと直接つなげる(USBケーブルが要らない)「USBダイレクト接続」機能がついているので非常に便利。

ちなみにボイスレコーダーの容量ですが、対人取材が多いライターは「4GB」、1日中録音したいというライターは「16GB」など、使用するシーンにあわせた容量を持つボイスレコーダーを選びましょう。2時間の取材×2回くらいなら、「4GB」あれば十分です。

商品名 ソニー ICレコーダー 4GB ICD-UX570F B
価格 11,464円(税込)
機能 最大22時間連続使用、3分の充電で約1時間録音、USBダイレクト接続

ソニー ステレオICレコーダー ICD-TX650

おすすめ

胸ポケット、バッグ、手帳に装着可能!

ICD-TX650はあらゆるシーンで活躍するボイスレコーダーです。なにより、胸ポケット、バッグ、手帳などいろんな部分に挟んで使用できるのがおすすめポイント。小型ボイスレコーダーなので、持ち運びにも便利です。

特徴は、録音機会を逃さない「ワンプッシュ録音」。電源がOFFの状態でも録音ボタンを押せば、すぐに録音をスタートすることができます。インタビューや会議など、急な録音機会を逃したくないライターには必須の機能です。

有機ELディスプレイが、イケてます。

商品名 ソニー ステレオICレコーダー ICD-TX650
価格 13,480円(税込)
機能 小型ボイスレコーダー、有機ELディスプレイ、ワンプッシュ録音

オリンパス OLYMPUS ステレオICレコーダー Voice Trek V-873

おすすめ

5年連続販売台数No.1

渋い見た目ですが、安定したパフォーマンスを出してくれるのがオリンパスのVoice Trek V-873です。この渋さが、安定感をより演出している感じがします(笑)

低ノイズの指向性マイク2個を、90度外側を向けて配置しているので臨場感のある録音を実現。さらに余計な音を拾わないローカットフィルターがついているため、歪みのないクリアな音声を拾うことができます。

筆者はライターを始めたころに、このボイスレコーダーを愛用していました。耐久性もあり、バランスも良いボイスレコーダーです。初心者ライターにはうってつけ!稼いだらかっこいいボイスレコーダーを買おう!

商品名 オリンパス OLYMPUS ステレオICレコーダー Voice Trek V-873
価格 7,389円(税込)
機能 低ノイズ指向性マイク、ローカットフィルター、USBダイレクト接続

ソニー ICレコーダー 4GB 単4電池対応

おすすめ

コスパ◎、録音時間◎

5,000円代のボイスレコーダーなら、こちらがおすすめです。ノイズカットフィルターが付いていて、録音時間が1,000時間以上可能など、かなりのコスパを誇る商品です。ボタンが少なく、直感的に操作できるのも良いですね。

しかしながら乾電池を使用して動くボイスレコーダーなので、使用中に電源が落ちてしまう可能性があります。ライターの取材中であれば、これは致命的。

安くてコスパが良いですが、こまめな電池交換を忘れずにしてください。オプションにはピンマイクセットなどもあります。

商品名 ソニー ICレコーダー 4GB 単4電池対応
価格 4,782円(税込)
機能 単4電池対応、ノイズカットフィルター、最大1,043時間録音

XUERUIGANG デジタルボイスレコーダー

おすすめ

超高音質な声を録音!

「綺麗な音質で声を録音したい!」と思うライターの方には少し高めになりますが、XUERUIGANG デジタルボイスレコーダーがおすすめです。最大1536kbpsと、非常にクリアな音質で録音が可能です。

このボイスレコーダーで録音すると、再生時にはラジオのマイクで話しているかと錯覚してしまうほど。

録音した音声を、「自動音声文字おこしツール」で文字おこししたいライターには、おすすめできます。1度購入してしまえば、一生愛用できると思います。

商品名 XUERUIGANG デジタルボイスレコーダー
価格 49,899円(税込)
機能 強化ガラススクリーン、1536kbps高品質録音、1キー録音

SONY ステレオICレコーダー 4GB SX813

おすすめ

どんな音も逃さない!ライター最強アイテム

SONYのSX813は「Sマイク・システム」という、すべての音をクリアに録音できる素晴らしい機能を持ち合わせているボイスレコーダー。少し値は張りますが、これを1台持っていればどんなシーンでも役立ちます。

さらに、自然で聞きやすい音に変換してくれる「AGC最適チューニング」が搭載されているので、少しガサついている屋外、騒音の取材などでも対応できます。

5,000円を切る海外ブランドの激安ボイスレコーダーを買うよりも、3万円代の性能のいい日本製ボイスレコーダーのほうが、長く愛用できますよ。保証もついています!

商品名 SONY ステレオICレコーダー 4GB SX813
価格 30,000円(税込)
機能 遠くの音や近くの音までクリアに集音する「Sマイク・システム」

OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VP-15

おすすめ

対面取材・インタビューに最適!

オリンパスのポケットに収まる、ペン型のボイスレコーダーは使い勝手が良すぎます。胸ポケットの中で起こるガサゴソ音を低減する「擦れ音フィルター」を内蔵しているため、会話形式のインタビュー録音では非常に役立ちます。

取材をした後、録音データをPCにコピーしたい時はダイレクトに接続可能。ライターはフットワーク命!と言われる程忙しいシーンもあります。そんな時、使い勝手がいい、ペン型のボイスレコーダーがあると助かります。

商品名 OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VP-15
価格 14,100円(税込)
機能 広範囲録音、ワンタッチ録音、PCダイレクト接続

オリンパス Voice Trek VN-551PC

おすすめ

わかりやすいボタン配置!

なんだかんだ、「大きいボタン」や「操作の手順が簡単」というボイスレコーダーは使いやすいです。海外製のボイスレコーダーは英語のものが多く、直感的に操作しなければならないこともあります。日本語で使いやすいボイスレコーダーなので、使っていてとても安心できます。

ライターにとってボイスレコーダーは命なので、「録音ボタンを押していなかった」、「録音できていなかった」となれば、後の祭りです。もう一度取材するのはタブーですし、考えただけでゾッとします。

そういう事態を逃れるためにも、簡単に操作できるボイスレコーダーは1台あると安心なのです。

商品名 オリンパス Voice Trek VN-551PC
価格 5,728円(税込)
機能 ワンタッチ録音、らくらく操作

取材シーンで使い分けるのもあり

ライターをしていると、いろんな現場で取材をすることがあります。

屋外で録音する際は防風機能付きのボイスレコーダーを、屋内であればクリアに録音できるボイスレコーダーを...というように、取材のシーンにあわせて使い分けるとその後の文字おこしなどがしやすいです。

でも個人的に1番使い勝手がいいのは、「ペン型のボイスレコーダー」です。これは本当に便利なので、これからライターを始めるフリーランス、駆け出しライターにはぜひおすすめしたいです。

参考にしてください。

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